興行収入が18億元(約297億円)を突破する大ヒットとなっている米SFアクション映畫「トランスフォーマー/ロストエイジ」のロケ地となった重慶市武隆県の天坑(水が上から注ぎ込む形で浸食されてできた竪穴)に多くの観光客が押し寄せ、大盛況となっている。このような現象に、「映畫の観客は観光客となり、トランスフォーマーも幽霊も『観光ガイド』になるのか」、「映畫のロケ地になり、人気観光スポットにしようと計畫している都市があとどれほどあるのだろう」と驚きの聲が上がっている。「トランスフォーマー/ロストエイジ」が、飛ぶ鳥を落とす記録的な大ヒットとなり、自然の美しさが際立っていた武隆県のロケ地?天坑も人気観光スポットとなっている。同地を訪れる観光客の數は現在、1日平均延べ2萬人以上となっている。過去に同地は、中國の巨匠?張蕓謀(チャン?イーモウ)監督の「王妃の紋章(原題:満城盡帯黃金甲)」(2007年)のロケ地ともなった。